それこそ非日常

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なんの変りもなくポテチを食い荒らす、馬鹿な妹は置いておき 期限が数日後に迫ったレポートに向きなおす… ……ことはできなかった。 「俺のレポート用紙どこだ?」 「ん~…最近の宿題は難しいことさせますね……」 後ろで聞こえてくる声 +ポテチを食べる音 …さてさて… 「緋郷さん?いつの間にそれを??」 「いやですね学子くん!敬語なんて使わないで下さいよ♪」 「俺が言いたいのはそういうことじゃない!!!」 レポート用紙片手に ニコニコ笑っているのは この家の居候…いや、変人 「誰が変人ですって?」 修正、とりあえず普通の居候 神風緋郷(かみかぜ ひさと) ある日突然、この家に来た ……というよりも落とされた? 「お上の方にドカンと♪」 「さっきからナレーションに受け答えするなよ」 「学子くんの言葉にはできるだけ受け答えしたいんです♪」 「近寄るなホモ野郎」 そして…男好き。 男である俺にとっては迷惑そのものである。  
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