100人が本棚に入れています
本棚に追加
ピンポーン…
柩「居ないみたいだね」
「えぇ~」
柩「って、アポ取りしてないの?」
「してないけど?」
柩「はぁ!?」
柩は驚いた表情で僕を見た
「だって樹威さんの番号知らないしー」
柩「お前作者だろ!!」
「人の玄関先で何やってるの?」
「「わあっ!!」」
振り向くといつの間にか樹威さんが立っていた
柩「と、ととと突然すいません!」
樹「いやいや、柩君なら別に良いよ、柩君ならね」
柩「はあ…」
やけに柩の名前を強調する樹威さん
樹「まあとりあえず入んな?」
柩「は、はい」
樹「で…隣にいる子は?」
「はいっ!この小説を書かせて頂いてます、心慈と申します!!」
僕は深々と頭を下げた
樹「あぁ…瑠樺から聞いてるよ」
すると樹威さんはにっこり微笑んで続けた
樹「しんぢ君ファンの子でしょ?」
柩「ぷっ……」
「ち、違うーーーー!!!!」
笑いを堪えている柩の隣で僕は勢い余ってずっこけた
最初のコメントを投稿しよう!