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柩「ちょ、それはまずいって」コソコソ
「だって樹威さん仕事あったからなかなか行けなかったんですもの…」コソコソ
柩「いやでもよ、樹威さんの役柄考えてみ?」コソコソ
「そうなんだよなあ…」コソコソ
樹「ねぇ、何?」
僕らがコソコソ話をしていると、間から樹威さんが入ってきた
「あ、え、えっと……」
柩「あの…樹威さんはこの携帯小説をご存知ですか?」
柩は取り出した携帯を樹威さんに見せた
樹「…………いや?知らないけど」
樹威さんキョトン顔
柩「終わったな」
出されたオレンジジュースを飲みながら柩が呟いた
樹「ていうか、これ何かのロケ?」
「あの…じゅ、樹威さん!」
そしてついに僕は樹威さんに謝る決心がついた
「何の許可もなく出させてしまってすいませんでしたっ!!」
僕は樹威さんに携帯を渡すと、光の速さで土下座を繰り出した
樹威さんは黙って僕の書いた携帯小説に目を通す…
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