noir mauve

9/16
前へ
/18ページ
次へ
  ちぐさ>……約束はできません。 ちぐさ>でも、一生心に留めておきます。 ちぐさ>例え千草詩葵として、生きることがなくなったとしても。 霞>そう……ですか。 ちぐさ>あー、怖いなぁ。今まで、詩を書くのが当たり前だったから。 ちぐさ>私から書くことを取ったら、一体何が残るんでしょうね。 霞>それは……きっと今のあなたの恋人が、一番わかっているのでは? ちぐさ>それは確かに(笑)彼は、千草詩葵が好きなのではなく、葵を愛してくれていますから。  
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加