プロローグ

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詩織「こんなに古くなっちゃったんだ。」 私は一言呟き、物置小屋の中に入っていきました。 中は、窓がないせいか暗く、隙間から光が入ってくるぐらいでした。 私はランプをつけて、掃除を始めました。 詩織「あっ…。カレンダー。この年は、私が生まれた年だ!」 私はたまらなく中を見たくなり、カレンダーをめくりました。 お母様は、私の誕生日のところに、なんと書いてくれたのだろう。 私は少し期待して、自分の生まれた月のところを見ました。 詩織「っ!」 そこには 【悪魔の誕生】 と、書いてあった。 やはり、お母様は私のことを【悪魔】って思ってるのですね…。 そういえば、お父様の日記にも【悪魔】って言葉が何個も…。 私は… 悪魔なんだ…。 詩織 side~ 終わり
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