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ここは、魔法学園。
見るからには、お城にしか見えない。
しかも、みんなは白いブレザーに白いマント朱色や深緑、青のネクタイ。学年カラーだとはおもうが、ミューズは、一人だけ黒いマントに黒いブレザーというのが、嫌だった。
校門の前には、受付があり、みんな生徒手帳をもらっている。
ミューズも行くことにしたらしい。
受付「お名前を教えて下さい。」
ミューズ「ミ、ミューズ・クライア。」
受付「はい。特待生ですね。はい。生徒手帳です。個人情報などが入っていますので、なくしたり、貸したりしちゃいけません。では、有意義な学園生活を。」
ミューズ「特待生、。」
このとき、ミューズの頭は、クエスチョンマークで埋め尽くされたが、すぐに我に戻り、クラスが書かれている掲示板に向かった。
ー掲示板ー
ミューズは、『一学年クラス発表』と書かれているところの前で、眺めていた。
ミューズ(1-D、1-C、1-B、1-A、1-S。1-Sか。)
ミューズは1-Sだったらしい。
そんなときに放送が入った。
放送「えー、新入生の諸君。初めまして。学園長レイ・アルミダです。ただいまから放送での入学式を始めようと思う。かたくるしいのは嫌いなのだ。皆、友と語り合いながら、自由に式に望んでくれ。」
それでいいのかと思うところもありながら、式を無視して、寮に向かった。
―寮前―
ミューズ(確か、最上階・・・)
ミューズは、自分の部屋の場所を必死に思い出していた。
ミューズ「こう言うときは、管理人さんだ。」
そう言うと、
ミューズ「おーい。管理人。部屋教えロー」
キャラが変わったが、どうでもいいや。
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