第Ⅰ章-学園入学-

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ここは、魔法学園。 見るからには、お城にしか見えない。 しかも、みんなは白いブレザーに白いマント朱色や深緑、青のネクタイ。学年カラーだとはおもうが、ミューズは、一人だけ黒いマントに黒いブレザーというのが、嫌だった。 校門の前には、受付があり、みんな生徒手帳をもらっている。 ミューズも行くことにしたらしい。 受付「お名前を教えて下さい。」 ミューズ「ミ、ミューズ・クライア。」 受付「はい。特待生ですね。はい。生徒手帳です。個人情報などが入っていますので、なくしたり、貸したりしちゃいけません。では、有意義な学園生活を。」 ミューズ「特待生、。」 このとき、ミューズの頭は、クエスチョンマークで埋め尽くされたが、すぐに我に戻り、クラスが書かれている掲示板に向かった。 ー掲示板ー ミューズは、『一学年クラス発表』と書かれているところの前で、眺めていた。 ミューズ(1-D、1-C、1-B、1-A、1-S。1-Sか。) ミューズは1-Sだったらしい。 そんなときに放送が入った。 放送「えー、新入生の諸君。初めまして。学園長レイ・アルミダです。ただいまから放送での入学式を始めようと思う。かたくるしいのは嫌いなのだ。皆、友と語り合いながら、自由に式に望んでくれ。」 それでいいのかと思うところもありながら、式を無視して、寮に向かった。 ―寮前― ミューズ(確か、最上階・・・) ミューズは、自分の部屋の場所を必死に思い出していた。 ミューズ「こう言うときは、管理人さんだ。」 そう言うと、 ミューズ「おーい。管理人。部屋教えロー」 キャラが変わったが、どうでもいいや。
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