導き

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やはり時間が立つのは早かった。気がついたら・・・・ 今日の夕食。 今日は・・・ ①ご飯 ②味噌汁 ③レバニラ炒め ④ラーメン(背脂たっぷり) ⑤ステーキ ・・・ちょっと待った。 「美沙さん・・・。コレ作りすぎじゃないですか・・・」 「そうですか?ちょっと張り切ってみたんですが。」 何でやねん!? 「そ、そうですか。おいしそうです・・・。」 「まぁ!よかったわ。苦労したかいがありました。うふふ。」 笑ってる場合じゃないよ!美沙さん! 貴方の辞書に「胸焼け」という言葉はあるかい? 「まぁ、いいや。・・・いただきます。」 加奈はすでに顔が青ざめている。 美沙さんは「さあどうぞ。」といいながら笑っている。 俺は何を思ったのか、二日前に出会った少女の話を始めた。 自分でも記憶をたどり話をしているときに、不思議に思った。 何で俺はこう思ったんだろう? 何で俺はあんな声のかけ方をしたんだろう? とか、いろいろ。 美沙さんはそれを聞きながら 「まぁ。」、「もしかして・・」 といっていた。 俺はそれを聞いて不思議に思っていた。 が、まぁ気にせずに話を続けてた。 話し終わったとき、不意に美沙さんが言った。 「雄樹さん。加奈。実はね、明日。新しい家族が増えるんだけど・・・。」 「え?どういうことですか?」 「雄樹さんたちと・・・同じです。」 ・・・なるほど。ということは・・・。 そして夕食が終わり、俺は部屋でベッドに寝転んでいた。 「岩田・・・茜・・・か。」 岩田茜、俺はこの名前の人が好きになればいいと思った。 なんでだろう。星のせいだとでも、思えばいいのかな。
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