#O1.

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  ― 現在 クリュエド学園        ロータリー科 寮 ― クレハ 「……はっ…。夢、か…」 ―夢から覚めたあと上半身だけを起こし、額の汗を手で拭う― クレハ(M) 「最近、昔の夢をよく見るな…。思い出したくないのに…どうして…」 ソーマ 「おーいクレハー。起きてっかー起きてなかったら踏み潰すぞー」 ―特に感情を込めずに流して― ノックもなしに現れるソーマ クレハは上半身を起こしたまま、 表情を変えずに言い放った クレハ 「寝てる」 ―ソーマとばっちり目を合わせたまま、キリッとして― ソーマ 「…嘘つけ殺すぞ」 クレハ 「…殺せば?できるんならね」 ―バカにして― ソーマ 「両手両足に大量のケチャップくくりつけて海に沈められるか、両膝打ち抜いて動けなくなったところをヴァルキュリーたちの前に差し出してやるか。好きな方を選べよ」 クレハ 「前者ね。」 ソーマ 「ほー。即答の理由は?やっぱりお前でもヴァルキュリーは怖いか?」 クレハ 「前者だと、あんたも道連れになるから」 ―ニヤリと笑い― ソーマ 「は?」 クレハ 「ケチャップを愚弄するような真似をして、アルベインさんが黙ってると思う?」 ソーマ 「アルベインさんなんかを俺が怖がるとでも思ったか?たかがケチャップぐらいで大袈裟なんだよあの人は」 クレハ 「…たかがケチャップ…?はい死亡フラグ」―肩をすくめて― ソーマ 「あ」 クレハ 「アルベインさんに知らせないとね。ソーマが2回もケチャップを侮辱しましたよって」 ソーマ 「ちっ、あの人をケチャップのことで怒らせると面倒なんだよな…」 クレハ 「それが嫌だったらさっさと出ていきなさいよね。何の用があったのか知るつもりもないけど、わたしは寝覚の悪ーい夢を見てしまって今とても眠たいの」 ―不機嫌だけどさらりと― ソーマ 「知るつもりもねーのかよ。俺はただ、やつがお前を呼んでたから呼びに来ただけだっつの」 ―少しむっとして― クレハ 「すーすー」 ―ガチ寝― ソーマ 「…こいついつかまじで殺す」   _  
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