屋上

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ヒナside 「すばるー、」 すばるが 授業をサボった まぁ、 いつものことやけど 大体すばるがいる場所は同じだから そこに俺は向かう 「おーヒナ」 向かった場所は屋上 ドアを開けると すばるは仰向けに寝転がりながら 俺に手を振っている 「おーヒナやないやろが、またサボって…」 俺は言いながら近付いて すばるの隣に腰を降ろす 「やって暇やねんもん、授業分からへんしさ」 「分からんかったら、俺が教えたるんに…;;」 「ありがと、今度教えてや」 「おん、もちろんやで」 すばるの髪をくしゃくしゃ撫でながら 笑って言った 「そんなことよりさ、」 「ん?」 すばるの腕が 俺の首に回された 「してや?」 「は?」 耳元で言われる 「信五の、欲しい…っ」 顔を赤くして上目遣いで すばるは俺に言った 「ここでやるんか?」 「ええよ、どうせ今授業中やんか」 早くって言わんばかりに すばるは俺にぎゅっと抱き付いてくる 「積極的なすばるも嫌いやないで?」 ニッコリ笑って すばるの後頭部を引き寄せ唇を奪った .
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