消毒

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俺が仕事をしていたら ドアをノックする音が聞こえた 「はーい、」 「生徒会長、失礼しまーす」 いそいそと入ってきたのは 同じ生徒会の役員の小島くん 「何か用か?」 「はい、」 ニッコリと笑う小島くん 「?」 ガチャン 「!?」 鍵の締まる音が聞こえたと思ったら 小島くんの後ろに 俺が知らん男が二人 「鍵なんか閉めて、何するん?」 「こうするん。」 小島くんに腕を引かれて ソファに押し倒された え…? 「はぁ?」 「俺な、生徒会長んこと好きなんよ やから抱かせてぇや」 言いながら 小島くんは俺に跨がる 「ちょ…っやめろや…」 「動いたらアカンよ?」 抵抗しようとしたら 仲間みたいなやつに 手をソファに縫い付けられる 「いつもあのクソゴリラとおるやん? やからずっと、チャンス伺っててん」 「俺にはヒナがおるんや!」 「そんなん分かってる やから、クソゴリラから奪ったるねん」 俺の上で話す小島くん これ、 本気や…! 「んんっ!」 そう思った瞬間 小島くんに唇を奪われた 「ん、んぅ…っ」 舌なんか入れさせまいと 俺は唇を固く閉じる でも 「はっ…ふ…ん」 そんなの簡単に破られて 舌が口内に捩じ込まれて 荒らしていく ヒナ以外の人に キス…されてもうた .
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