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「ちょう亮痛い…っ」
「そんなん知らん、章大」
「…っ」
するときしか呼ばない呼び方で呼ばれて
少し恥ずかしくなる
「あ、横ちょ!」
廊下で
たまたま横ちょとすれ違う
「何や?」
「これから俺を助けてー(泣」
「無理やな、俺もやし;;」
横ちょが指を指さした方を観ると
「んふ、俺らもやもん」
たっちょんに腕を引っ張られてて
「章大、」
「えっ?」
「今これとか言うたよな?」
「…っ、ごめんなさい…」
「ふは、章大かわええ」
「ヤスファイト(笑」
「横ちょも…」
横ちょとたっちょんに見送られ
俺と亮はプールに向かった
「ヤス早よ着替えこいや?」
「お、おん…」
亮の前で着替えるのが恥ずかしくて
亮が出ていった後から
一人で水着に着替え出す
「絶対プールでなんかしぃひんからな…、」
でも
どんな感じかなって
ちょっと期待してたり
「してへんし!」
一瞬過った考えを
頭をブンブン振ってかき消す
バシャンッ
ドアの向こう側で
亮がプールに飛び込み音が聞こえて
俺も慌ててプールサイドに出た
.
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