慰め

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「たまにはええけど、今度あの二人にあんな笑顔見せたらアカンで お仕置きや なんやったら、今からお仕置きしたる?(妖笑」 「…ばかっ…、生徒会室行こうで。」 俺が言うと亮ちゃんはもっと顔を赤くして 俺の体から離れて歩き出した 「あれぇ? 亮ちゃん顔、真っ赤やで?」 「うっさいわ、大倉がそうさせたんやろ! アホ、ボケ、死ね!」 「かわええ」 「かわいないわ!」 「んふふ」 「一人で笑ってるとかキモいわ(笑」 「亮ちゃんのこと考えてるからやでー」 「もうええやろそのことは…」 二人で歩きながら喋っているうちに 生徒会室に着いた 「横山く、んぅ…っ!」 ドアの前で声を掛けようとした亮ちゃんの口を 右手で塞いで引き寄せた 「亮ちゃん、しー」 手を離して 右手の人差し指を亮ちゃんの口に近付ける 「?何で?」 「ちょう、聞いてみ?」 俺が言ったことに 亮ちゃんは不思議そうな顔をした 「んぁ…っひなぁ…だめ…やってそこ」 「だめちゃうやん、こんなヌルヌルで濡れてんで?」 「あ…、」 案の定 横山くんと村上くんが 生徒会室でしてるみたい こんな声聞くと 亮ちゃんの声ちゃうくても おっきなりそう… .
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