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「信五…、もう出そ…っ」
伏せた顔を上げて
すばるは俺に訴えた
「トイレ行こか」
耳元で言って
俺は立ち上がって
「村上、どうした?」
「すばる腹痛いみたいなんで、トイレ行ってきます」
すばるの手を引き
トイレに向かって個室に入った
「ヒナ授業中に何してんねんボケが!」
入った途端
すばるの怒声が響く
「そう言ってる割には、おっきなってたやんな?」
「そ、れは…」
「まぁええわ
俺の欲しかったら、自分で入れて?」
便器にどっかりと座り
すばるに言う
「え、?」
「いきたいんやろ?
ほら、早よひとつになったらいけんねんで?」
「…ホンっマに、信五は鬼畜過ぎ」
すばるは溜め息を吐いた
「そんな鬼畜好きなんはお前やろ?」
「…っ分かった」
すばるはおずおずと俺の自身を取り出し
座っている俺に跨がった
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