宿題

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「そんなんええやん、やらんでも」 「アカンよ! 外見はチャラ男でも勉強はせな」 「…意味分からん(笑」 大倉か俺の方に近付いてきて 肩に手を乗せた 「なぁ、ヤスー」 「なん?」 「こっち向いてや、」 「んー、」 勉強やりながらだから 向ける訳ない 「ヤスってー」 「んー?」 「ヤス、返事だけや」 「ごめんー」 「…章大、」 「っ…何?……ふっ」 急に名前呼ばれてビックリしながら ゆっくり振り替えると 大倉に唇を塞がれた 「ん…んぅ、ふ…」 ぎゅっと目を瞑って そのキスに耐えてたら 「は…、ん…?」 口の中に何かが入り込んできて 唇を離された それは、甘くて丸い― 「これで宿題頑張りや?」 「…おん!」 大倉の愛も一緒に入った 苺味の飴ちゃん END
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