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「ばばばッ…ばばばばばばッ…ばばばばばっ…ばば…。」
おい…。
さっきから春樹のやつァなんで〝ば〟しか言わねーんだよ…。
とことん意味わかんねぇ野郎だわ…。
「春樹さっきからなんで「バッカヤロ―!!」あ゙ん゙? シバくぞ。」
「優輔ッ!!
お前は天然記念物人間なのか?!
いや世界遺産人間だな!!
いや違う!
お前は地球人じゃない!!」
あの…。
〝数分前〟まで赤の他人だった野郎になんで俺ぼろクソ言われんの…?
つかシバくよ?
「なんでだよッ?!
どうしてだよっ?!
#☆※%∽――っ?!」
最後の方なに言ってかわかんね―し…。
「あの…。春樹大丈夫…か?」
「大丈夫じゃね――ッ!!
優輔!お前ホントのホント―に知らねえのか?!
冗談だよな?!
あの〝女神さま〟だぞ?!
あの世界中の誰もが知る…。
〝美の女神〟さまだぞ?!」
「あ゙ん゙?
だから〝美の女神〟が4人ってのはわかんだよ!!
だから俺が聞きてぇのはどうして〝4人〟が〝美の女神〟って呼ばれてんのか。訳を聞きて―んだよ。
俺わッ!!」
「ダメだ…。
やっぱ優輔は地球人じゃない…。
未確認生物だ…。」
なんかしんねぇけど春樹が床にぐったりと崩れ落ちながらまた俺のことをぼろクソ言ってる…。
うん…。仏の顔も三度までだ…。
あと一回我慢。
「もうイイよ…。
優輔よ。俺が今から何故4人が〝美の女神〟と呼ばれてるかを説明するからその腐った脳みそに「しねッ!!」ぶくふぁッ!!。」
我慢の限界だ…。三度まで。
「ずみ゙ま゙ぜん゙でじだ…。」
顔面ぶん殴ってやったからな。
春樹の鼻から大量の鼻血が噴き出る…。
「いいから。
さっさと〝美の女神〟の訳を教えろ。」
「はい…。」
グチュグチュ…。
春樹が一生懸命鼻にティッシュ詰めてる…。
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