恋1話☆幼なじみ☆

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靴を脱ぎ捨てるとリビングに入る。 俺ん家はダイニングテーブルにソファー、液晶TVなどの家具を揃えてる。ごく普通の部屋だ。 他と違うとことをあげるとやっぱ此処(いえ)から見える一面に広がる都会の風景が見れるってことだな。 「あら優輔さん。 おかえりなさい。」 部屋に入ると台所で料理かなんかを作ってる超絶美人が微笑み言う。 「ただいま。 美味しそうな匂いがすんな。 なに作ってんだ?」 台所に居る超絶美人は…。 〝夏川奈穂美〟4人目の〝美の女神〟だ。 腰まで伸びる綺麗で艶のある髪は黒色。 奈穂美も美香や由美、美月同様。 透き通る美白の持ち主で美白、美貌、美肌、スタイル、美脚が兼ね備う超絶美人。 その華奢で儚げ清楚、三歩下がって歩く健気な性格はまさに大和撫子だ。 〝和〟を強調する超絶美人だ。 奈穂美は超人気女優で、その演技力は世界中を魅力させ人々に感動を届ける。数々の賞を受賞をしていて世界中が誇る女優の中の女優だ。 奈穂美が出演するドラマは毎回高視聴率に。 映画は忽ち大ヒット映画になる。 「ふふ。内緒です。 今日は入学祝いですので楽しみにしていてくださいね。」 美香、由美、美月、奈穂美の4人は俺ん家に住んでる…。 いや…。住み着いてると言った方が正しいな…うん。 親父は海外勤務で俺が中学2年の冬頃に俺を置いて行っちまった。 母さんはもうこの世に居ない。 俺が小学5年の時に病気で他界しちまったんだ。 まァ親父が居ない現在、こいつら4人と一緒に住んでるわけだ。 でも…。このことは口が滑っても〝絶対〟誰にも言えない。 もし誰かにバレたと考えたらまじで背筋が凍る…。 「ねぇ優くん。 学校の入学式どうだった?」 「ゆみも聞きたい!」 両隣に座る美香と由美が聞いてくる。 俺と4人は別々の高校で、4人が通う〝閉成高校〟は現在芸能界で活躍する人達や将来芸能界を夢見る美男子、美女、美少女だけが通う超特別学校。 一般人が侵入しないように警備員が配置されていて完璧に護られてる。 それに美香、由美、美月、奈穂美の〝美の女神〟が閉成高校に入学した今年から警備員が倍増されたらしい…。 4人を護る為に〝国〟が動くんだからすごいよな…。
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