記憶を落とした…。

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「獄寺、今日お前の誕生日だぞ。 ツナはお前に普段のお礼にって、 プレゼントを贈ろうと急いでたんだ。 そしたら…こんな結果になった。」 山本が理解したように頷く。 「ツナらしいよな…」 「俺…のせい、だ…、」 なんで…俺な誕生日… 今日…ずっと十代目についていれば こんなことには… 珍しくおとなしいランボは 十代目の膝にいた。 「この牛の子可愛いねっ! ふわふわしてるし」 「…ツナ、ランボさんの事 覚えてないの??」 ランボが十代目に聞いた。 「…ごめんね、わかんないや…」 十代目が申し訳なさそうに言うと ランボが泣き出した。 「こんなのツナじゃないもんねー! お前、ホントのツナを どこに隠した!!」 ハルがランボを抱きしめた。 「ランボちゃん、 ツナさんは記憶がないんです。 記憶が戻る方法が分かれば ツナさんは帰ってきます!」
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