口虐

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五本の指を頬張り舌を絡めてゆく ざらついた舌をなぞるように指を這わすと一際身体が跳ねる 口内を塞ぐように手で犯す 「うごごごぉぉ…」 鼻孔が拡がりもがくように息をする静代 真っ赤に顔に熱を帯び 「静代、ええ顔やええ顔や」 憑かれたように飛び散る唾液を舐めとる男 男根はいきり立っている だが、それを使おうとはさない ただ、静代の妖艶な汚辱の姿に酔いしれるのだ ぽっちゃりとした体型の静代の身体は豊満な乳房が踊り下腹部が脈打っている 贅沢に張り出した臀部を振りながら 肉欲と言う名に相応しい体型なのである スマートな体型では、この艶やかさは表現できないだろう 「うぐぐぅ…ぐぐぐぅ…」 執拗に指を喉にまで突っ込み犯す イマラチオするかの如くピストンさせながら 静代の歪んだ顔が艶かしいこの異質な責めを楽しむがのように 「静代、その卑猥な口で奉仕しろ」 「お前の口まんこで、ふふふ」 静代を拘束から降ろした男は静代を四つん這いにさせ椅子にすわる 「まず右足からや、静代」 静代は犬のゆうにしゃがみ男の足を口にほうばる 足指を一本一本舐めあげ足裏を舐め尽くす
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