十二番隊舎にて。

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<十二番隊舎> 「ククク・・・ イイネ。もうすぐ完成するヨ・・・」 「はい。マユリ様。」 怪しい色の液体の入った試験管を眺めながら、怪しく笑う男。 十二番隊長 涅 マユリ。 そしてその横には 十二番隊副隊長 涅 ネム。 「ククク・・・もうすぐ反応が起こるヨ・・・。 これでようやくこの研究の成果が・・・」 「なんや、物騒な色してはりますなァ。」 そこに突然現れたのは、三番隊長 市丸ギン。 しかも彼の手には、先程までマユリの手にあった謎の試験管。 「!? なんだネ!!君は。」 「嫌やなァ。ボクん事、忘れてもうたん? 同じ隊長の仲やないですの。」 「そういう意味じゃないヨ!! 突然現れて不愉快な奴だネ・・・早くそれを返し給え!!」 明らかに苛々しているマユリとは逆に、笑みを浮かべているギン。
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