1本場 事の初め

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雲一つ無いよく晴れたある日の事… 博麗神社の巫女の博麗霊夢はいつも通り掃除をしていた すると木の下に何かが落ちていた 「…ん…何かしらあれ?」 近づいて見ると、落ちていた物は雀卓であった 「…雀卓?なんでこんなのが神社に…」 「やっぱ神社にもあったのか」 「…魔理沙…あんたいつからそこに居たの?」 後ろから聞こえた声の主は霧雨魔理沙であった 「そうだな…雲一つ無い辺りかな?」 「(最初からじゃない…)で、やっぱりってどう言うこと?」 「いや、昨日は無かったんだが、今朝になって私の家の前に雀卓があったんだ。しかも、雀卓は幻想郷のあちこちで見つかったらしいぜ」 「そう…で、あんたはなんで雀卓を神社の中に持ち込んでんのよ…」 「雀卓があるんだから打たなきゃ損だろ?」 「打つも何も面子足りないじゃない。差しでやる気?」 「私が入ろうか?」 そう言っていきなり出てきたのは…伊吹萃香である 「面白そうだし、やろうやろう。ね?」 「なにやら面白そうな事をやってますね!?」 その台詞と同時に現れたのは射命丸文 「文まで…まだやってはないわよ」 「麻雀やるんですか?」 「面子揃ったな。よし、やるか!」 「え?マジでやるの?」 「いいじゃん、減るもんじゃあるまいし。東風戦で勝負な」 「…はぁ…」 「え?私はやりませんよ?」 「何言ってんだよ文。お前も入らないと面子が…」 「私は皆さんの対局を文々。新聞のネタにするつもりなんです。私が参加したら客観的に書けないじゃないですか」 「誰も読んでないぜ…お前の新聞とか」 「え?魔理沙読んでないの!?読んで供養しないと紙舞が取りつくわよ?(三月精二部の三巻参照)」 (霊夢さんはまだ信じてたんだ…これもネタにしますかね…) 「…そう…面子が足りないの…私が入ってあげようかしら?」 と言う台詞と同時に空間からとある妖怪が出てきた 「何の用よ紫」 「あら…ご挨拶ね…萃香も居たの?」 「うん。急ぎの用事?」 「そうよ。そういうわけだから直ぐに麻雀を始めましょうか」 「急いでるなら麻雀なんて打ってる暇は…」 「ほら、さっさと準備して」 「はぁ…わかったわよ…」
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