21人が本棚に入れています
本棚に追加
今日は年に1度のハロウィン。
今年は部活でのパーティー………だった筈なのだが…………
「何するんですか、謙也さん!?」
「え?なにって、たまには外で普通にイチャイチャしたいなぁ思って」
そんなこんなと言っている間にも、謙也さんの手は俺の服を脱がせ続けている。
――謙也さんは一度言い始めるとなかなか折れんからなぁ……
「まぁ、しゃぁないっすわ。んで、何をすればええんですか?」
―俺が折れた瞬間、謙也さんの目が輝いた。
「ええのん!?ほんなら目ぇ瞑っとって?」「わかりました」
俺は言われた通り目を瞑っていた。暫く時間が経ったとき、ふと自分の服装に違和感を感じた。
「謙也さん……まだッスか?」
「ん~、もうちょいやから待っとって」
それからまた暫く時間が経ってから目を開けても良いと言われ、恐る恐る目を開いた。
すると目に映ったのは、黒いレースが多量にあしらってあるフリルのワンピースを着た自分の姿。
――自分で言うのもなんなんだか、意外にいけそうかも知れへんとか思ったり……
最初のコメントを投稿しよう!