吸血鬼の休日

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「まじですか……。じゃあ水の魔法関連の本を頼む」 「水の魔法ね。こぁ、Eの中段、右から4番目の本を持ってきてくれる?」 「はい、少々おまちください」 パチュリーがそう言うと、本の整理をしていたこぁが言われた場所へ飛んでいき、10秒たらずで持ってきてくれた 「優さん、どうぞ」 「ありがとう、こぁ。それじゃ、さっそく知らない魔法を調べるとしますか……」 一方そのころ、佳織はというと…… 「なにか御用ですか、レミリアさん」 「えぇ、ちょっと聞きたいことがあって」 「聞きたいこと、ですか?」 「そう。あなた、家事や料理はできるかしら?」 「えぇ、まぁ得意ではありますけど」 「ふふふ……そう、ならいいの。咲夜!」 「はい、お嬢様」 「今すぐ佳織にメイド服を着せなさい!」 「なっ!?」 「かしこまりました。では佳織様、あちらでお着替えを」 「い、いや、私はそんなメイド服なんて、似合いませんから、結構です!」 「問答無用! 咲夜、あとは頼んだわよー♪」 「はい、お嬢様!」 「はーなーしーてーくーだーさーいー! って、咲夜さん、鼻血! 落ち着いてください!」 「佳織様、私はいたって落ち着いています! これもお嬢様のためです、お許しを!」 「いーやーでーすー……!」 レミリアと咲夜のいたずら(?)の標的になっていた…… ・ ・ ・ ・ ・ ・  
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