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食堂を出てから数分後
「こんな地下牢にいるとは、本当に危険みたいだな……」
「はい。では私は先に食堂のほうへ戻っていますのでまた後ほど……」
えー、まじですか。いや、いいけどさぁ……って、もういないし!
「はぁ、佳織は万が一に備えて
ここで結界を張っていてくれ。大丈夫だとは思うけど」
「わかりました。……えいっ」
術を唱え終わると佳織の周りに淡い光を帯びた結界が現れた。これで佳織は安全だな……
「そんじゃ行ってくるわ。また後で」
「はい、気をつけてくださいね……」
一方、食堂では
「あ」
「どうしたの、レミィ」
「優に弾幕の出し方を伝えるの忘れてたわ……」
「そんなこと? 大丈夫よ。彼、魔法を自在に操れるみたいだし」
「ふーん……パチェがそういうのなら平気ね。なら、しばらく待っていましょうか……」
暢気に紅茶を飲んで話し合っていた……
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