平和は乱された

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が、包丁は手にしているものの…どうやって近づくか。 そんな事を考えているうちに、部屋の端まで追い込まれてしまった! 俺(くっ、ゾンビめ――!!) そこで、とっさに正面突破しようとした。 しかし、ゾンビの後ろに弟の姿があったので、俺は叫んだ。 「今だ!こいつを蹴飛ばせ!!」 弟は一瞬迷った様だが、この時は勢いに身を任せて、全力で蹴飛ばした。 ゾンビは、少し怯んだが倒れる程ではなかった。 しかし、そのすきに俺は逃げ出す事ができた。 それに気付いたゾンビは、こちらを向こうとした。が、 俺「くたばれぇぇぇ!!」 俺が、渾身の力を込めて奴の頭に包丁を刺してやった。 奴は、奇声を発しながら倒れた―――。
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