平和は乱された

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俺「死んだのか!?一体何なんだこいつは!!?もしゾンビとか言ったらお前を全力で蹴る!!」 俺はパニックになりながら弟に向かって言った。 弟「………ゾ、ゾンビ…」 俺は、蹴ってやろうと思ったが…やめた。 何故なら、弟の言っていることは正しいからだ。 間違い無く、目の前で死んでいるのは[ゾンビ]だ。 だが…有り得ない!何故ゾンビがいるんだ! 今だに信じられない…。 だが今は、目の前にあるのが現実だ。 ――そんなことを考えていると、不意に飛行機の音が聞こえた。 俺「あぁ!まさか!!」 俺は、弟を連れて急いだ―! 俺(間に合え!早く逃げなきゃ!!) 俺の推測によると、ここはもうじき爆破される!もし、鉄のドアを蹴破れるほどの怪力のゾンビが大量にいれば、もう軍が出ているだろう! いやいやいや!…そんな事を考えている隙などない!今は走れ!走れー! だが、無情にも時は待ってくれなかった…。 軍による空襲が始まった! 俺「地下だ!地下を捜せ!!……くっ、間に合わない!」 爆弾が落ちるのが見える…。もう…これまでか―――。
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