7人が本棚に入れています
本棚に追加
透き通る甲羅の背中に指を這わせて辿る六角の純粋
夢見たの小さな震えごと飲み込む泡沫の明滅あなたの眼
酸欠(ごぼごぼがばごぼぶくぶくぶく)言葉の香りに溺れてく
私の鎖骨がゆらゆらたゆたって誰かの骨と奏でるラララ
童は水面に浮かぶ
沈むほどまだ太陽に焼かれちゃいない
水底に沈みさ迷うしゃれこうべ深海魚の光はやさしさ
光のない青は空想のような暗闇だからきみになりたい
「パパ、何であの人はあそこにいるの?」
「僕達とは違う馬鹿なんだ」
震えてる水の粒子聞こえるのは誰かの声と脆弱パルス
満ちる肺焼けるように熱くなって私は浮遊、私は孤独
最初のコメントを投稿しよう!