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遠山の金さん 遠山の金さん(とおやまのきんさん)は、江戸町奉行・遠山金四郎景元を主人公にした時代劇。 基本的な構成 「水戸黄門」「暴れん坊将軍」と同様、「気のいい町人」が最後に「実は権力者」の正体を明かして悪を征し、カタルシスを得る。 事件を「奉行の景元」が「遊び人の金さん(正体を知らない岡っ引き等には“金の字”と呼ばれていたりする)」として自ら潜入捜査を行い、事件の真相と黒幕を突き止める。その後、被害者と共に、あるいは単独で悪人の屋敷に乗り込み、突き止めた悪事の数々を言い立てる。ここで悪人たちは金さんを取るに足らぬ小物と思い込んでいるため悪事のすべてを得意げに自慢をし、金さんとその同行者をまとめて抹殺しようとする。ここで金さんは「この桜吹雪、散らせるもんなら散らしてみろぃ!」などと言いながら片肌脱いで、桜の彫り物を見せつける(梅之助主演の初期の版では片肌ではなく両肌脱いでおり、テーマ曲でもそのように歌っていた)。この後悪人たちと入り乱れてチャンバラとなるが、なぜか町人で素手の金さんに悪人たちはかなわない。(刀などの得物を金さんに奪われて峰打ちで返り討ちになる場合もあり。)この混乱の中奉行所の者たちが悪人を捕縛するためその場に駆けつけるが、金さんは彼らに姿を見られないよう、到着前に立ち去る。捕縛された悪人たちはその後お白洲に曳き出され、吟味に掛けられる。
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