始まり

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こんにちは、良い子の皆さん。 俺の名前は、平賀 鍵。 自分で言うのもあれだが、自他共に認めるくらいのイケメンだ。 さて、俺が通っている学園の話をしよう。 まず、大きさだが東京ドーム一個半くらいだ。 なぜ、そうだと分かっているかって? そりゃ、パンフレットに書いてあったからに決まってるじゃないか。 でだ、この学園の素晴らしい所は、生徒会の選び方だ。 普通、他の学校なら、立候補やらなんやらする必要があるのだろうが、俺の学園は違う。 なんと、推薦式なんだ。 しかも、これも只の推薦式ではない。 生徒がこれだと思う生徒に投票するんだ。ただし、美少女限定で。 その結果、生徒会役員は確実に、美少女、ということになる。 だが、そんなやり方に反対する親もいる。 なので、教師は頭を捻らせ、『なら、頭の良い生徒を1人だけ選んで、優秀生徒として生徒会に入れればいいんだ』と考えた。 すると、文句ばかり言っていた親も少しは収まるようになった。 まぁ、そんなのどうだっていい。 ようは、頭の良い生徒になれば、無条件で美少女が集まる生徒会に入ることが出来る、と言うこと。 俺は生徒会に入るべく猛勉強をしたのだった…。
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