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今の自分を言い表すのなら“悪魔”
今の気持ちを一言で言い表すのなら“絶望”
あらゆる全てがどうでもよくなっている。
私は今までの自分の意思と力ずくに奪ってきた可能性を投げ出した。
他の方法が無かった訳ではない、選び得る選択肢が無かっただけ。
その言葉を何度自分に言い聞かせてきたのか、その度に自分が恐ろしくなるのだ。
あの時の衝動は、ただ凄惨な爪痕を残した。
後悔などできない、した時点で唯一を迷っていたということ。
だが、何故だ。
せずにはいられない。
なのに無気力。
悪魔と化したこの身でも、ただ過ぎていく時間に敵わないのだ。
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