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「生きているか?」 深みのある低い男の声 「ああ、少なくとも両足はついてる。」 幽霊ではないと言ってやると 深海の底から湧き出る様な その声に笑いが混じる。 「上出来だ。」 開かれたハッチの向こう 光の中から腕が差し出された。
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