プロローグ-prologue-

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「ちょっと待って。アンタ今なんて言った?」 「だから、ここのトップになって、このセカイを変えてやる。俺が」  「アホかっ!お・・・お前、あんなやつに挑むって言うのか?」  目を点にして俺の体を揺さぶってくる。自然と言い方もきつくなっているから大変なことだということか。  そんなことでくじけないのが俺のとりえだ。そうだった気がする。  「あぁ、本当さ。俺が嘘吐きに見えるか?」  「そうじゃない。そうじゃなくて・・・アンタ、法術使えるの?」 「法術?」
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