嫌いになれたら

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「みーほッ」 突然後ろから声をかけられ、ビクッと体がゆれる。 「なんだ千夏か…」 「なんだってなによー」 そう言って千夏は私の横に座った。 「わかんなかった。」 「てか、ずっとぼーっとしてどうしたの?」 私の目を真剣に見つめながら話しかけてくれる千夏に涙腺がゆるみそうになる。
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