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「いってぇ~!!!」
後ろから転けて平助は尻餅をつく
あれ、地味に痛いんだよね…
「何なんだよ!!ん、竹刀……?」
平助は足元に落ちていた竹刀を手に取る
未加はいつの間にか座っていたが、立ち上がり道場の出入り口へ向かった
――――ズドン
「ヒィィィ!!」
歩いていると行くてを阻むように
未加の目の前にスレスレで何かが飛んできてそれは
壁に綺麗に刺さった
それはよく見ればさっきまで私が振っていた竹刀
「どこ逝くんですか未加さん?」
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