第一章

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「いってぇ~!!!」 後ろから転けて平助は尻餅をつく あれ、地味に痛いんだよね… 「何なんだよ!!ん、竹刀……?」 平助は足元に落ちていた竹刀を手に取る 未加はいつの間にか座っていたが、立ち上がり道場の出入り口へ向かった ――――ズドン 「ヒィィィ!!」 歩いていると行くてを阻むように 未加の目の前にスレスレで何かが飛んできてそれは 壁に綺麗に刺さった それはよく見ればさっきまで私が振っていた竹刀 「どこ逝くんですか未加さん?」 .
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