第一章

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「えぇ、嬉しいでしょ?」 そうこのキラキラ光る笑顔ッ 人を一瞬で苛つかせる事ができる 「全くと言っていいほど嬉しくないです」 とりあえずそう言う 普通自分が死ぬと言って喜ぶやついるか 馬鹿か、馬鹿なのか?頭見てもらった方が――― 「じゃあさよなら未加さん、私の事悪く言うなんて生きてる価値ありませんね」 「すいませぇぇぇぇん!!!!」 刀を首から遠ざかり私は一気に力が抜けてその場に座りこんだ い、命が何個あったら足りるだろう…… 「さて、朝ご飯でも食べに行きますか」 そう沖田さんは言うと私を見ずに廊下を歩いていく くッ、少しは何か言えよ!! 「くっそ…、沖田さんの奴何でいつもいつも…」 「……おい」 「何か仕返しを考えなくては……」 「…おいこら」 「味噌汁の中に唐辛子でも…」 「未加ァァア!!無視すんじゃねぇぇぇぇ!!」 頭と耳に強い衝撃を私はうけた .
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