第一章

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「アベシッ!!……イタタタ、何するんですかッ!…ひじ…方…さ、ん…」 だんだん顔が青くなるのが自分でも分かる 上を向くと不機嫌丸出しの鬼ッ…じゃなくて。 鬼副長がいた 「言い直した意味ねぇじゃねぇかッ!!」 ――――バシ 「うべッ!す、すいません…」 このさっきから私の頭を叩く鬼は 新撰組副長 土方 歳三 みんなから鬼の副長と呼ばれており、まぁその通りなんだけど… 「そうか、未加はそんなに死にたいのか」 土方さんは刀に手をかけながら言う やばい眼がまじだ!! 「すいません!すいませんすいませんすいましぇッ」 「噛んでんじゃねぇかよォォォオ!!!」 「ぎゃあ゛ぁぁぁあぁあ!!!」 .
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