†博麗神社Ⅰ†

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カンッカンッカンッ 鋼 「…なんでお前達は暢気に茶をしばいていて、 俺はちゃぶ台を直さなければならんのだ…」 霊夢 「あんたが防御に使って壊したからでしょうに」 魔理沙 「そうだぜそうだぜ」 俺は縁側でトンカチと釘でちゃぶ台を直しているわけだが… 鋼 「魔理沙…お前ちょっとノリノリだったよな…」 魔理沙 「ぜ☆」 鋼 「『ぜ☆』じゃねぇ …ほれ、終わったぞ」 霊夢 「はい、お疲れ様」 コトッ と、音を立て、俺の手の近くに何かが置かれる これは…お茶と煎餅…? 鋼 「霊夢…お前…!!」 霊夢 「か、勘違いしないでちょうだい!! 私にも壊したのに非があったわけだし…一人で修理をやってくれたから…その…お礼よ!!」 魔理沙 「おぉ!! 霊夢がダルデレではなくツンデレを!!」 霊夢 「う、うるさいわよ、魔理沙!!」 鋼 「…ありがとな、霊夢」 霊夢 「ふ、ふん!! 勝負ならまた受けてたつわ!!」 鋼 「………」 さて… みんなに言っておきたいんだが、俺は煎餅より饅頭派だ そう、 『饅頭派』 だ よし、お茶でも飲もうか… …飲むと見せ掛けてぇ!! 鋼 「霊夢の饅頭ゲットォォォォォォ!!!!」 霊夢 「させるかぁぁぁ!!!!」 ドグォォォ!! 俺の顔面へ容赦無く突っ込んでくるドロップキック しかし… 鋼 「何故…座った状態から…ドロップ…キック…が…」 霊夢 「キャリアの差よ、キャリアの」 魔理沙 「K.O.ツー、だぜ」
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