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カンッカンッカンッ
鋼
「…なんでお前達は暢気に茶をしばいていて、
俺はちゃぶ台を直さなければならんのだ…」
霊夢
「あんたが防御に使って壊したからでしょうに」
魔理沙
「そうだぜそうだぜ」
俺は縁側でトンカチと釘でちゃぶ台を直しているわけだが…
鋼
「魔理沙…お前ちょっとノリノリだったよな…」
魔理沙
「ぜ☆」
鋼
「『ぜ☆』じゃねぇ
…ほれ、終わったぞ」
霊夢
「はい、お疲れ様」
コトッ
と、音を立て、俺の手の近くに何かが置かれる
これは…お茶と煎餅…?
鋼
「霊夢…お前…!!」
霊夢
「か、勘違いしないでちょうだい!!
私にも壊したのに非があったわけだし…一人で修理をやってくれたから…その…お礼よ!!」
魔理沙
「おぉ!!
霊夢がダルデレではなくツンデレを!!」
霊夢
「う、うるさいわよ、魔理沙!!」
鋼
「…ありがとな、霊夢」
霊夢
「ふ、ふん!!
勝負ならまた受けてたつわ!!」
鋼
「………」
さて…
みんなに言っておきたいんだが、俺は煎餅より饅頭派だ
そう、
『饅頭派』
だ
よし、お茶でも飲もうか…
…飲むと見せ掛けてぇ!!
鋼
「霊夢の饅頭ゲットォォォォォォ!!!!」
霊夢
「させるかぁぁぁ!!!!」
ドグォォォ!!
俺の顔面へ容赦無く突っ込んでくるドロップキック
しかし…
鋼
「何故…座った状態から…ドロップ…キック…が…」
霊夢
「キャリアの差よ、キャリアの」
魔理沙
「K.O.ツー、だぜ」
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