†白玉楼Ⅰ†

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白玉楼 冥界の扉をくぐるとそこにある大きなお屋敷だ そこには霊魂がたくさん集まるのだが、 二つの目立つ影 白玉楼 縁側 ? 「ん~!! おいし!!」 まずこの白玉楼の主、亡霊の『西行寺 幽々子』(サイギョウジ ユユコ)さん 青い服に桜のようなピンクの髪が特徴的だ ? 「幽々子様、食べすぎです」 そしてこっちが『魂魄 妖夢』(コンパク ヨウム) 髪をボブにした利発そうな子だが、 腰にさした刀二本が異彩を放っている そしてもう一つ目立つところが、 近くにいる大きな魂…のようなもの これはまさしく『彼女自身』 彼女は人と幽霊のハーフ 『半人半霊』なのだ しかし、どんなに後ろ指を指されても彼女はくじけない 鋼 「彼女は今日も、幻想郷のために戦うのだ!!」 妖夢 「何を言っているんですか、鋼さん」 スコンッ と、俺の頭にお盆が落ちてくる …縦で 鋼 「ぐぉぉぉぉ!!!!」 幽々子 「鋼、一つだけ言わせてもらうわ」 鋼 「ぉぉぉぉ!!!! …なんですか?」 幽々子 「なんで私の説明があんなに短いのよ」 鋼 「…それ以外に特徴が…」 幽々子 「妖夢」 妖夢 「はい」 スコンッ また俺の脳天にお盆が落ちてくる …もちろん縦で 鋼 「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 ちなみに幽々子さんは『食べる』ことが好きである
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