魔法世界へ…

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「……やっと放課後か……」 俺の名前は貴彦。 実は本当の名字は知らない。 四歳位の時に捨てられていたらしく、今は俺を拾ってくれた城咲という人の家に住ませてもらって居る。 故に城咲貴彦と名乗っている。 「城咲~部活行こうぜ~」 「…名字で呼ぶなと何回言えば分かる?」 「あ、わりぃわりぃ」 「ったく………」 「……部活終わりっと………」 あ、説明し忘れてた。 俺は吹奏楽部。 一応剣道も出来るけど部活に入るつもりはないな。 「貴彦、早く帰ろうぜ。」 「了~解。」 自転車置き場に直行し、自転車にのり、帰路に着く。
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