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『大好きだよ………』
大貴を抱き締め、
頭を撫でた。
サラサラの髪が
昨日と同じシャンプーの
香りがした…。
「涼介……俺も…
だぁいすき……」
僕の背中に回した
細い大貴の腕。
骨が刺さって痛い…
でもね………
やっぱり愛してる…
「っ…………」
嫌いになれないんだ…
弱い大貴を…
儚い大貴を……
支えたいんだ…
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