新しい地

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車が止まった ポンが目を開ける… 婆ちゃんちに着いた エンジンの音に気付き 小さな従兄二人と、おばさんが婆ちゃんちから出てきた 上の男の子は弟を連れて早速テレビゲームをしに、階段を駆け上がっていった わたしと、おばさんと、下の女の子は、犬用シャンプーとお湯をもってきて ポンを優しく洗ってあげた… おばさんがポンの体を洗いながら言った 「ポンちゃん、しばらく見ない間に、おじいちゃんになったね~… 体も、こんなに細くなっちゃって…」 言葉が出なかった おばさんの優しい口調を聞いて…なんだか淋しい気持ちになった
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