始業式

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(チュンチュン) 小鳥のさえずりが聞こえる。 竜二『もう朝や。はぁー、今日から嫌な学校が始まるんか。またイジメられる日々の始まりや。』 竜二は、重い体を動かし1階へ降りた。 食卓には、みんな揃っていてもう出掛ける準備をしていた。 朝飯は親父が作っている。 親父『さっさと、食え。もう時間がないぞ!!』 親父に怒鳴ら急いで食べて家を出た。 ギリギリ学校に着いた。 みんな運動場に集合している。 クラス分けが書いたボードを見ているのだ。 竜二『2組だ。どれどれ、うわぁ最悪だ。』 2組のクラスメートを見て、がっかりした。 竜二を的にしたイジメっ子の竹尾が同じだったからだ。 更に、この学校の不良トップ3も同じだ。 運動場で、校長のやたら長い話を聞いた後、教室に入った。
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