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ハルカと出会ったのは、大学に入ってすぐ。
休講と書かれた掲示板を見ていた時、向こうから話しかけてきた。
一人?
軽そう。
第一印象は、近づきたくないと感じた。
なのに、何を考えているか解らない瞳に見つめられると
動けない自分がいた。
「よかったら、連絡して」
自分の携帯番号をノートの切れ端に書いて、強引に渡す。
その一連の流れの全てに
ナルは目が離せなかった。
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