‐奇‐

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いや、本当にあれは、夢だったのだろうか…。金縛りにあったこともそうだけれど、なによりあの女のことが頭から離れない。 急に、怖くなり、急いで、カーテンを開ける! そこには、いつも通りの朝の景色が広がっていた。 すこし、安心して、僕は、洗面所に顔を洗いにいった。 この古いアパートで一人暮らしを始めて、もうすぐ、一年になる。 言い忘れたが、僕の名前は、礼(レイ)。
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