‐奇‐

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彼女に告白するときも、リョウにはいろいろと世話になった。 そんなことがあったからか、付き合ってからは、僕ら、3人とも、仲良くなった。 「レイ、遅かったじゃん。」 リョウが笑いながら、言ってきた。 「もうすこしで、遅刻するとこだったよ。もう、バカなんだから!」 コノハもすこし、ふて腐れて言ってきた。 「ごめん、ごめん!つい、寝過ごしちゃってさ。」 軽く照れ笑いしながら、ふたりにそう言うと、コノハが、 「やっぱり、あたしが、毎朝電話でモーニングコールしてあげようか?(笑)」 と、言ってきたので、 「いや、いいよ、それは。」
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