地味女の秘密

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桃「ま、誰でもいいか」 あたしはまだ眠い瞼を 擦りながら 教室に戻った ガラガラ 先「あら、宮野さん? あなた数学の時間何 やってたの?数学の先生 心配してたわよ」 どうやら今は 英語の授業中らしい 桃「あっ、……… 気分が悪かったので 保健室に行ってました」 先「あら、そうだったの もう大丈夫かしら?」 桃「はい」 先「そう? なら早く席につきなさい」 桃「はい…」 桃は席に座った めんどくさ……… 英語とか…寝よっかな 先「……じゃぁ、 この問題を誰かに 解いてもらいましょうか」 ヤベ…… さっき寝たのにかなり眠い 先「それじゃぁ、宮野さん!」 桃「あ゛? あ、はい?」 先「この問題を解いて?」 あー? んなの知るかよ… だいたい 今来たばかりの 奴を当てるなよ~ 虐めか? 虐めてんのか先生? 先「宮野さん?」 桃「あ、えーと…」 あぁぁぁ どうする!? 明らかにあたしの 見た目からして ガリ勉だよなぁぁ!? でもなぁ 別に頭良くないんだよな 体育しか自信ねーんだよ あ゛━━━━ どうしよう か、神様ぁぁ! もし神様がこの世にいるなら どうかあたしに‥ あたしに答えを 教えてくれぇぇぇ!! 桃「答えは…」 ガラガラ
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