地味女の秘密

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桃「テメェ 調子に乗ってんじゃねーぞ?」 湊(テメェ!? え、てか雰囲気がさっきと違う?) 桃「あたしを誰だか 知ってんのか?ああ゛?!」 あたしは イケメン君の胸ぐらを掴み 上下に揺らす 湊「……し…知らねぇよ 同じクラスの地味な 奴って事しか」 桃「あたしはなぁ…! ・・いや何でもねーから!」 ふと我に返った やべぇ・・もう少しで 自分からカミングアウトする ところだった 湊「はぁ?」 イケメン君は あたしの行動に 吃驚してる様子だった 桃「とにかく…」 あたしは 一瞬でイケメン君の後ろに 回りジャンプして 携帯を奪い取った 湊「あっ!携帯」 桃「ふん あたしに勝負を 挑むなんて1000年早いわ!」 携帯を 上に掲げながら 勝利のガッツポーズをした 湊(いや… 勝負に挑んだ 覚えはないんだけど・・) 桃「よし! ………削除と」 イケメン君の携帯から ムービを消してやった 桃「残念だったな! 隣の席の変人イケメンくん」 湊「んな!? お、おい今の俺の事か!? 俺は隣の席の 変人イケメンくんって 名前じゃねーよ! 湊だ、湊!」 桃「湊? ……ふーん」 湊か 覚えておこう 湊「お前は名前は? 名字しかしらねーし」 湊(本当は 隼人から聞いてたし 知ってるけどな) 桃「桃だ! あたしの事は教室で 呼んでいた通り 宮野さんと呼べよ?」 湊「あ? 何でだよ?」 イケメン・・いや 湊が不思議そうに聞いてきた
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