地味女の秘密

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桃「おま…鏡見たこと無いの?」 あたしは吃驚した 湊は確かクラスで顔整っていて 目立つ存在だったはず 毎日キャーキャー 言われてたよな? 興味ないからあんまり 覚えてなかったが 湊「いや、見た事あるに 決まっとるがな! お前こそ馬鹿にしてるだろ」 まぁ見るよな? 知ってた 桃「ふーん・・ まぁ、理由は色々と 面倒だからだよ! とにかく、間違っても 下の名前で呼ぶなよ 分かったな?」 こんだけ 注意したら大丈夫だよな あたしが教室に戻ろと 屋上を出ようとした時 真後ろから気配がした 湊「はいはい 分かりましたよ… じゃぁね桃?」 湊があたしの肩に 軽く手を置き耳元で囁いた うわ 耳くすぐったいし 鳥肌が・・・・ 桃「!? 下の名前で 呼ぶなって! ざっけんなぁぁぁぁ!!」 思いっきり 大きな声で叫んだが 湊は全く気にする素振り見せない 湊「……ははっ 呼ぶなと言われると 呼びたくなるんだぜ宮野桃? じゃぁな」 湊が 呆けてるあたしを 置いて屋上から出て行った
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