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said湊
「あ、あの湊くん////
これ、家庭科の授業で
クッキー作ったの!
良かったら、その、、
食べてくれる?」
クラスメートの女は
顔を赤らめながら
恥ずかそうに
クッキーを前に出してきた
湊「僕のために
作ってくれたんですか?」
俺は
またかよと思いながら
よく知らない女に聞いた
女「う、うん///////」
湊「ありがとう
ございます!ニコッ」
俺はクラスメートの女に
笑顔でお礼を言った
女「い、いえ////」
そういって女は
家庭科の授業で
作ったと言うクッキーを
俺に渡して何処かにいった
タクッ
まず名乗れよな
誰だか分からないし
隼「なぁなぁ湊♪」
湊「ああ?なんだよ隼人」
安田隼人
俺の親友でクラスメート
唯一俺の本性を
知っている人物でもあるな
隼「お前さぁ~
どうせクッキー貰っても
食べねーんだろ?
勿体ないから俺にくれよ♪」
隼人は俺の脇腹を
突っつきながらお願いしてきた
湊「お前さっき女に
もらってただろ?」
隼「ん?
………ああ!
あのクッキーか!
さっき食べちまった♪」
湊「ハハ
相変わらずよく食うな
ほら、あげる」
先程もらった
クッキーを隼人に渡してやった
隼「Thank you!
てか今更だけどお前さ…
疲れたりしねーの?」
隼人は俺があげた
クッキー食べながら聞いた
湊「あ?何が?」
隼「だから!
そのバカ丁寧な喋り方とか
疲れないのかって
聞いてんだよ!」
湊「別に~?
まぁ・・最近疲れた
かも知れない」
隼「じゃぁ
もう普通に話せば?
その方が楽だよ」
湊「いーや……
今更素出して
色々聞かれるの面倒だしさ
皆急に変わったら驚くだろ?」
隼「ふーん?
まぁ…確かに驚くと思うぜ
でも、俺素の湊のが好きだなー
って・・あ!おい、あそこに
地味女がいるぜ?
相変わらずダセー格好だよな」
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