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うん!!
やっぱり気持ちいいね!!この瞬間が一番幸せ♪
「あぁ~、ききょーもうちょいだったのに!!」
「だから、言ったじゃん。尾鷲は赤羽さんに勝てないって」
幸せに浸ってると、棗くんと麻椰斗くんがこちらにやって来る。
「なんの話??」
「ききょーが夏姫から逃げ切れるかどうか、賭けてた。」
「で、倭文は尾鷲に賭けて、俺は赤羽さんに賭けてた。
……倭文、約束だからフルーツオーレ……」
おいおい、私達で賭け事するな…。
なんてツッコミを入れてると、
「お疲れ様です。夏姫さん」
「よく朝から走れるわね。」
タオルを持った綾乃くんと、ジュースを持った結子。
「ありがとう♪」
「よかったですね!!桔梗くん見つけられて」
「本当によかったわね。
……、これでアレは免除??」
「うん!!」
私だって、好きで桔梗を追いかけ回して校内を走りまわってるわけではない。
理由は結子のいう、"アレ"にある。
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