日常の境界

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カラオケに着いてからは3人で歌い続けて、気がつくと深夜になっていた。 「あ~、もう声でねぇ」 相馬がドリンクバーのジュースを飲みながら言う。 「ホントね~、こんなに歌ったのは久しぶりだわ」 飛鳥も一息ついていた。 2人とも本当にすっきりした感じでカラオケの後の余韻に浸っていた。 俺はというと……。 「………」 1人沈んでいた。
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